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2016年8月 2日 (火)

飯館で放射能検証

 東京電力福島第一原発事故で、政府は周辺地域の避難指示を次々と解除している。

 福島飯館村はかって山菜を採って食べることが暮らしの一部となって山とかかわりの深い生活をしていた、来年3月末に避難解除が決まったが、日常的に食卓に載る山菜の放射能汚染の実態はどうなのか調査・検証した。

 村内に入り、コシアブラやコゴミ、フキノトウ、ワラビ、タラの芽、ウドの6種類の山菜をとり、調理前と、天ぷらやおひたしなどの調理をした後で、放射性セシウムの濃度がどう変わるか調べた。

 結果は表のとうり、調理すれば確実に値は下がった。ただし、食品基準(1キログラム当たり100ベクレル)を満たすのは、天ぷらのタラの芽とゆでたウドだけで、他は内部被ばくににつながることが分かった。未除染の土地で取れたコシアブラは9万ベクレル、家屋に近い林で取れたものなら大丈夫ではと期待したが調理後も1万ベクレルを超えた。

 こんな状態にもかかわらず、政府は次々と避難指示を解除し、復興をアピールしている。この1年で楢葉町、葛尾村、川内村、南相馬市、来年3月に飯館村が解除される。福島が誇ってきた美しい山や森林がどう回復するか何も決まっていない。どこまで除染するか、具体的な計画は未定だ。

 一緒に山菜取りに山に入った伊藤延由さん(72才)は「村民は、避難指示が解除されたと聞けば、山は事故前の状態に戻り、山菜も食べられるだろうと考えてしまう。だが、まだ食べられない。帰る判断をする前に知らなければならない」と語った。(東京新聞7月7日付け)

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